言わずとしれた世界遺産、そして、京都に二つある一宮のうちの一つは上賀茂神社です。
上賀茂神社というのは通称で、正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といいます。
雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。
桓武天皇の御代に都が京都に遷されて以来、皇城鎮護の神、鬼門の守り神、総地主の神として崇められ、今日も建築関係等の方除祈願が多くあります。
楼門
細殿と立砂
一の鳥居
左の写真の細殿前の円錐状の2つの砂の山を立砂といいます。神体である神山(こうやま)を模したもので、鬼門にまく清めの砂の起源だそうです。
ほとんどが江戸期に建て替えられていますが、神社としては千年の都京都の中でも最も歴史のある神社の一つです。
京都三大祭りのひとつ、葵祭の終着地点がこの上賀茂神社でもあります。
玄武 上賀茂神社へのアクセス
・地下鉄烏丸線「北大路駅」より市バス北3「御薗口町」下車徒歩3分
・市バス37「上賀茂御薗橋」下車徒歩3分
・京都駅より市バス9「上賀茂御薗橋」下車徒歩3分