「松尾大社」と書いて、「まつのおたいしゃ」と読みます。
社務所の裏にある神泉、「亀の井」は酒造家が酒の元水として造り水に混ぜて用い、長寿、よみがえりの水として知られています。
そのため酒造の神様として信仰を集め、拝殿南側には全国の酒造家が奉納した酒樽が積み上げられています。
たぶん見たことのあるお酒もひとつはあると思います。
雰囲気としては、森が近くにあるせいか、マイナスイオンに溢れていてとても神聖な空気を感じました。
こじんまりとしているように感じましたが、実は背後の松尾山も境内の一部で十二万坪もあるらしいです!
ちなみに紋は賀茂社と同じ、二葉葵です。
一の鳥居
楼門
本殿
奉納されている酒樽
「亀の井」じゃないけど亀
京都の名所であり人気の観光地、嵐山からすぐ近くなのに人は多くなく、自然も多い神社で、雰囲気がいいです。
参拝者を見ていると、「あぁ、京都が好きなんだな~」って雰囲気の人が多く(どんな雰囲気だ 笑)ゆったりのんびり神聖な空気を感じたい人におすすめです。
松尾大社周辺は「秦」という氏の方が開拓したらしいのですが、奈良の平城京が衰退した後、京都に平安京を誘引したのもこの「秦氏」の大勢力だったらしいですよ。
白虎 松尾大社へのアクセス
・阪急嵐山線「松尾駅」下車徒歩3分
・JR「京都駅」より市バス28、京都バス73「松尾大社前」下車徒歩3分